内容説明
「だれでもいい。雨をふらせてくれたらかわいいおふくをよめにやる。」天をみあげて母さんがいうと、山おくから鬼がどっぽらどっぽらやってきて雨をふらせたのですが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
86
なぜ節分に豆をまくようになったかの由来話。伊豆や東京都の桧原村に伝わる伝説より構成。日照り続きの夏に「誰でもいいから、雨を降らせてくれたら、一人娘を嫁にやってもいい」という、母親の不用意なつぶやきが招いた悲劇が原因のようだ。昔も今も、つぶやきには気をつけましょう。2016/01/24
紫綺
68
ふ~ん、そうだったんだ節分の豆まき。まく豆は炒ってなくてはダメなんだね。由来が分かりやすい木版画調の絵本。今の時季、読み聞かせにピッタリ♪2020/01/26
mari
16
読友さんレビューで知って、読んでみました!豆まきの由来の昔話、なるほど、知らなかった!!来年の節分には読み聞かせで使いたい!!2015/02/07
杏子
16
節分の由来話。「鬼はそと、福はうち」の由来が納得できた。炒り豆を投げるわけも。あまり怖い話ではない。諦めず次の年も同じ事を繰り返す鬼が憐れになってくる。伊豆や東京都下の桧原村などに伝わるものをまとめたものだそう。読み聞かせ候補。2015/01/25
たまきら
15
ずいぶん季節はずれになっちゃいましたが、読み友さんの感想が良かったので。気のいいアル中の鬼さんは、ろくでなしな男子にしか見えずおかしかったです。オタマさんはすっかりろくでなし鬼さんが気に入り笑ってました。昨日もオトンが共演した渋い役者さん(売れてないので貧乏)にべったりだった娘さん、将来が怖いわ~。しかし言霊のおそろしさは母親にはいい教訓ですねえ。私も気を付けよう。2016/03/10
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