目次
第1章 地域福祉の概念(地域福祉論の背景;地域社会の概念;地域福祉の意味)
第2章 地域組織化活動(一般的地域組織化と福祉組織化;一般的地域組織化活動;福祉組織化活動)
第3章 コミュニティ・ケア(コミュニティ・ケアについての代表的見解と批判;精神医療におけるコミュニティ・ケアの研究成果―とくに精神分裂病者の共同住居の研究報告について;老人のコミュニティ・ケア;心身障害者のコニュニティ・ケア)
第4章 予防的社会福祉(予防的社会福祉の概念;予防的社会福祉の分野)
著者等紹介
岡村重夫[オカムラシゲオ]
1906年大阪市に生まれる。1931年東京帝国大学文学部卒業。大阪市立大学教授、関西学院大学教授、佛教大学教授を歴任。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
33
1974年の本を新装版にしたもの。社会福祉の固有の視点から社会福祉の対象者である生活問題を抱えた人たちが、これまでの特定の貧困層などの選別的な人たちから国民全体へと広がってきているという認識のもとに、それを支えるためには地域社会の中で社会福祉サービスが構築されなければならないという問題意識に基づき理論が展開されていたと思います。社会福祉が生活者の中で具体的に展開されなければならないのは異論はありませんが、生活問題が生じる根本原因である資本主義社会の諸矛盾をみる視点は弱いと思います。難しかったです。2018/04/18
-
- 和書
- 電気回路の基礎