内容説明
本書は20世紀後半の「戦後型」社会福祉からの脱皮の過程とすがたを明らかにするとともに、新しい社会福祉の展開を10のキーワードのもとで明らかにするものです。キーワードとして、「社会福祉基礎構造改革」、「分権化」、「地域福祉」、「福祉多元化」、「利用者支援」、「ケアマネジメント」、「障害者福祉」、「子ども家庭福祉」、「高齢者施策」、「社会的排除」を取り上げています。また編集上の配慮としては、上記した基本的事項をキーワードとし、その内容、意義、背景、性格、効果及び課題などを論文形式で論じるとともに、関連する事項についても論旨展開のなかで解説しました。
目次
第1章 社会福祉基礎構造改革の展開とその具体化
第2章 地方分権と社会福祉行政
第3章 地域福祉の新たな展開
第4章 福祉多元化とNPO
第5章 利用者支援施策の展開
第6章 ケアマネジメントの制度的背景
第7章 今後の障害者福祉の展開
第8章 子ども家庭福祉の新たな展開
第9章 高齢者施策の新しい動向
第10章 新しい貧困と「社会的排除」への施策
著者等紹介
三浦文夫[ミウラフミオ]
東京都社会福祉総合学院学院長、武蔵野大学名誉教授
宇山勝儀[ウヤマカツヨシ]
大妻女子大学教授
小林良二[コバヤシリョウジ]
東京都立大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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