内容説明
好きな女性を前に真っ赤になってしまった明治の青年のほうが、現代のマニュアル男より真摯に女性と向きあっていたのではないか?近・現代の文芸作品を題材に「逃げる男」の系譜をたどる。
目次
序章 恋愛の発見
第1章 赤面する青年
第2章 不機嫌な家庭
第3章 男の純情
第4章 封じられた告白
終章 不器用さとの遭遇
著者等紹介
小倉敏彦[オグラトシヒコ]
1970年、群馬県生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業、千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。学術博士。現在、千葉労災病院看護専門学校非常勤講師。専攻は文化社会学、コミュニケーション論、男性文化論
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