内容説明
「辞めてもいいけど、オーナーと話させてくれ」「僕は残りたい一心だった」江夏豊、SHINJO、仲田幸司、中込伸、藤田平、萩原誠、松永浩美…。かつてタテジマに身を包んでいた男たちは、その複雑な思いを語り始めた。なぜ、彼らは阪神を出なければならなかったのか?監督に嫌われた主力選手、チーム事情で出されたエース、1年でクビになった監督、メジャーへ旅立ったヒーロー、重圧につぶされたドラフト1位選手…。「元・阪神」の肩書きを背負い続ける男たちの心の深層に、鋭く迫る1冊。
目次
特別対談 江夏豊×辻恭彦―一匹虎の女房
第1章 途中解雇(藤田平―最下位監督)
第2章 海外挑戦(SHINJO―ナチュラル・ボーン・反・読売;中込伸×郭李建夫―We will do it again.)
第3章 トレード(小山正明―憂「球」の70歳;塩谷和彦―野球極道~神戸番外地 ほか)
第4章 FA宣言(仲田幸司―孤独な場所で;松永浩美―宿無しの天才)
第5章 金銭トレード(萩原誠―打率一割の「31」)
著者等紹介
矢崎良一[ヤザキリョウイチ]
1966年生まれ、山梨県出身。出版社勤務を経て、フリーライターとして執筆活動を始める。スポーツ関連雑誌を中心に寄稿。プロ野球のみならず、高校野球、大学野球、社会人野球など、幅広い枠組みで野球を取材。巨人・高橋由伸、西武・松坂大輔など現在プロで活躍している選手にアマチュア時代から注目。細かなリサーチと“現場主義”に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぺんぎん
ゐぁくゎ
YOS1968
金吾
伊達酔狂