出版社内容情報
巨城魂之介は、大坂城に夜な夜な出没する美女の噂を耳にする。浮上してきたのは豪商・天満屋の大いなる野望だった…。
内容説明
巨城魂之介は、大坂の新町遊廓で美女と遊んでいたが、警固役人から大坂城に怪事件が起こっていると聞く。その直後に役人は殺され、魂之介も闇討ち屋に襲われた。役人の未亡人に仇討ちを約束した魂之介は、大坂城に鬼面の女が出没していると知った。鬼女を捕らえて、豪根で責めると、怪商の天満屋に頼まれたという。天満屋が匿う「姫様」とは何者か。大坂夏の陣に絡む驚天動地の真実とは!?将軍家の一大事に、魂之介の破邪の豪剣が唸る!!
著者等紹介
鳴海丈[ナルミタケシ]
1955年山形県生まれ。集英社コバルト文庫で作家デヴュー。時代小説や現代アクション、官能、漫画原作、脚本等、ジャンルを問わず活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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