出版社内容情報
若き同心・京之介は不思議な能力を持つ「あやかし小町」こと、茶汲み娘のお光に助力を乞うが…。人気シリーズ第二弾!
内容説明
首つり自殺をした書物屋の主人は、実は絞殺されていた!?しかし、現場の湯殿は密室で、人間には不可能な犯罪であった。若き同心の和泉京之介は、不思議な能力を持つ“あやかし小町”こと、茶汲み娘のお光に助けを乞うが、事件の真相は意外な方向へともつれこんで…。失踪したお光の兄の行方は?怪兵器“鬼砲”とは何か?男装の娘陰陽師・長谷部透流の敵“黒い狐”とお異成さんとは?謎が謎を呼ぶ江戸の闇世界を美女と妖怪が解決する、大人気怪異事件帳シリーズ第二弾!!
著者等紹介
鳴海丈[ナルミタケシ]
1955年山形県生まれ。集英社コバルト文庫で作家デヴュー。人気シリーズ「修羅之介斬魔劍」を始め、時代小説や現代アクション、官能、漫画原作、脚本など、ジャンルを問わず活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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minaseh
7
前作より怪奇物っぽくなったけど、やっぱり事件を起こすのは人間の方。兄の失踪が大きな事件の鍵で、それがこの物語の主軸だろうと思ってたら、今回あっさり解決してしまって「あれぇ?」という感じがしなくもない。ほのぼのしてるのか怖いのかよく分からない。決して面白くない訳ではないが、期待して読むと外れるって感じだな。2016/10/22
Steppenwolf
1
B 三話で構成されている,あやかしに守られている少女お光と同心・手下を主人公とするシリーズの第二巻である。出版社と著者に苦言を言いたいので評価を低くしている。第二話140頁から146頁ぐらいまでを読み返してみよ。後書きで次作の宣伝をするぐらいなら校正作業にまじめに取り組んだら銅だろう。第三話でお光の兄が見つかるが,これも余りにあっけなくて肩すかしにあったかのように感じる。 2017/11/26
goodchoice
1
あまり怪異譚自体があまり好きでないので、この話もやや受け入れきれなかった。最後に陰陽師が解決するなら、そこまでの話はどうなるの?こういうのが好きな人はいるんでしょうが、個人的にはNGでした。2016/08/27
ちゅるふ
0
そっか、廣済堂文庫続くのか・・・めでたいめでたい。 第一巻からの、そもそもの目的は達成されたようだが、新たなる敵的存在が登場して、お話はまだまだ続くようであります。2016/03/27
Kentarou Takeuchi
0
妖怪捕物帳第二弾。とにかく読みやすい鳴海丈先生なので、安心です。安心なのだが、エロがないのが寂しいね。いや無くても本当に面白いんだけど…ね?2018/02/26