出版社内容情報
警察学校を出て家業を継いだ牧野は、信金の支店長に模擬訓練の強盗犯役を依頼され協力したが、実際に現金を紛失してしまい…。
内容説明
警察学校時代からの仲間が堕ちていく。刑事を辞めた牧野は、家業の大衆食堂を継いだものの経営は赤字続き。謝礼金欲しさに信金の支店長から頼まれた強盗の模擬訓練で犯人役を演じた。ところが訓練中、実際に現金を紛失。無実の罪を着せられる。一方、生活安全課で今ひとつ出世できない本多警部補は、冷えきった夫婦関係の寂しさから、元風俗嬢との恋に溺れていた。リサイクルショップを開業したい女のために一千万円を工面しようと、とんでもない行動に…。捨てられないもの、それは仲間。朝比奈警部、駆ける!
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
1944年、東京生まれ。明治大学を卒業後、雑誌編集者を経て、ジュニア小説などを執筆。82年『獣たちのカーニバル』(「西日本スポーツ」に連載)以降、ハードサスペンスに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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