内容説明
警視庁捜査4課在籍中、重山利行は、ある殺人事件の背後に大物政治家が関与していることを掴んだ。彼と共存共栄の「紳士協定」を結び、不動産業に転身した重山は、己の欲望の赴くままに凶行を重ね、セックスに明け暮れていく…。7名の男女を殺害した男の壮絶な生を、赤裸々な独白体で描いた問題作!
著者等紹介
勝目梓[カツメアズサ]
1932年、東京生まれ。同人誌「文藝首都」に所属し、67年「マイ・カアニヴァル」が芥川賞候補に、69年「花を掲げて」が直木賞候補になる。74年「寝台の方舟」で小説現代新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 点をつなぐ ハルキ文庫