内容説明
悪党どもに乱暴されようとした夜鷹のお遼を救ったのは、下帯一本の裸ながら貫禄のある立派な武士だった。彼こそは汚職政治の元凶である老中筆頭をブン殴って、大身旗本の身分を捨てた硬骨漢、巨城魂之介である。度量が大きく正義を愛する魂之介は、剣の腕前も一流なら股間の道具も国宝級だ。遊び人の忠告とともに大江戸に巣くう悪を「比翼流みだれ八双」で叩き斬り、美女盗人や女賭博師、女忍三姉妹、果ては美女幽霊までを哭き狂わせての大活躍!新ヒーローの痛快艶色チャンバラ。
著者等紹介
鳴海丈[ナルミタケシ]
1955年山形県生まれ。集英社コバルト文庫で作家デビュー。時代小説や現代アクション、官能物、漫画原作、脚本など、ジャンルに拘わらず幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentarou Takeuchi
1
痛快娯楽エロ時代劇。頭空っぽで読みたいものが読めた。息抜きたいときには読もう。2017/04/16
ちゅるふ
0
すばらしきまでにストレート。書かれている時代が、かなり絞れるのが珍しい。大抵の鳴海丈作品では「家斉様の治世 天明7年(1787年)『将軍就任』~天保8年(1837年)『現役引退』~天保12年(1841年)『大御所時代』」ってくくりなのですが、今回はある老中が任命された年と、主人公の追憶に記された年月から、文政10年から天保12年あたりが、作中の舞台と推測されます。といっても、13年近くの幅はありますけどね。後は、「男装美女」の登場がかなり終盤で、主人公の「嫁にする」宣言がないままなのも、ちょっと異色です。2012/10/17




