内容説明
芦沢祐介は友人の結婚披露宴で、社長令嬢の林優美に見そめられ交際するようになった。27歳の全く平凡なサラリーマンの祐介にとって、優美の可憐な容貌と育ちのよさは眩しかったが、ボロが出る前に早く結ばれたかった。しかし、優美は身持ちが堅く、未だに妄想どまりだった。今度こそと意気込んだデートに現れた優美の義母を見て、祐介は度肝を抜かれる。あまりにもエレガントな美人なのと、ついこの前電車の中で遭遇した妖艶な痴女にも似ているのだった。気鋭作家の傑作官能ロマン。
著者等紹介
早瀬真人[ハヤセマヒト]
1962年、東京生まれ。大学卒業後、編集者を経て漫画家に。2006年、官能小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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