内容説明
鳥居耀蔵が南町奉行に就任、奢侈禁止や洋学者への弾圧など取締りが厳しくなった。小西源八郎は鳥居の過剰な取締りに反対する北町奉行・遠山景元を助けながら、よろず請負稼業を続けていた。そんなある日、商人ふうの男に愛娘のおはつの命と引き換えに押し込みの手伝いをしろと脅迫される。おはつを攫われ、この場で男を叩き斬りたいほどだったが、おはつが人質にとられている以上、怒りに震えながらもなす術がない源八郎だった…。大好評シリーズ第四弾。
著者等紹介
松本茂樹［マツモトシゲキ］
１９４４年生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。青島幸男、立川談志の付人を経て、放送作家奥山〓（てる）伸に師事。テレビ、ラジオの台本を手がける。山村正夫小説講座出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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