内容説明
大原久志は仕事をバリバリ精力的にこなすサラリーマン。ただ、あまり仕事、仕事では息が詰まって気が変になる。そこで週に2回、水曜日と金曜日は必ず5時に仕事を切り上げて唯一の愉しみを存分に味わうことにしている。大原の愉しみ、それはズバリ女であり、ナンパである。大原の巧みなリードに眩惑されながらアフター5に解放された美人OL&女子大生たちは甘美な世界へと導かれてゆく…。サラリーマンを元気にする豊田行二作品、新装版第2弾。
著者等紹介
豊田行二[トヨダコウジ]
1936年山口県生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科卒業後、新聞記者を経て、山口県選出代議士の秘書を務める。処女作「示談書」で、68年上期の「オール讀物」新人賞を受賞し、同作品が直木賞候補となったため、翌年上京し、文筆業に専念する。「消えた三億円」「青春国会劇場」など、政財界の内幕を描いた小説で評価を確立。後に官能小説の「野望シリーズ」「人妻もの」などで、読者の圧倒的支持を得る。96年死去。著作は450冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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