内容説明
「よろず請負人」小西源八郎は、毎朝、おはつに連れられ大横川沿いの土手を散歩するうち、釣りが唯一の道楽の茂兵衛と知り合う。その茂兵衛が姿を見せなくなったある日、佐賀町の小間物問屋・桔梗屋の主人が殺害された。翌朝、茂兵衛が怯えた様子で訪ねて来た。桔梗屋に養女に出した娘のおふみが行方不明となり、その行方を探して欲しいという依頼だった。脱藩した清田藩の内紛に巻き込まれ、刺客に追われながら事件解決に奔走する源八郎の活躍を描く好評シリーズ第二弾。
著者等紹介
松本茂樹[マツモトシゲキ]
1944年生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。青島幸男、立川談志の付人を経て、放送作家奥山コーシンに師事。テレビ、ラジオの台本を手がける。山村正夫小説講座出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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