内容説明
素浪人・巽慶次郎が住む「おはぐろ長屋」を、垢にまみれた旅姿の侍が訪ねてきた。片桐左門と名乗ったその侍は、下野国から、兄の敵である市村半兵衛を追って、江戸にやってきたという。しかし、市村はすでに長屋を引き払ったあとだった。しかも、市村には押し込み強盗の嫌疑がかかっていた。慶次郎は義憤に駆られ、自ら助太刀を申し出たが…。貧しても空を見上げて、まっすぐ生きていく男の小野派一刀流の剣が悪を斬る。
著者等紹介
城駿一郎[ジョウシュンイチロウ]
1938年東京生まれ。早大文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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