内容説明
「南アフリカで今世紀最大の金鉱発見」―鹿成建設の美貌の副社長・国近阿津子は、このニュースを餌とする国際金融詐欺団SAGSに30億円をだまし取られ、戦略情報室長・日高竜介に事件の解決を命じた。だが、首謀者の白人紳士は姿を消し、SAGS事務所も閉鎖されている。日高は詐欺団を追うため、首謀者が関係した美女たち―田園調布の富豪未亡人、南ア大使館職員、売れっ子宝石デザイナーらを次々にベッドへ誘い込み、執拗に性技を尽くして、秘密の口を割らせていく。
著者等紹介
南里征典[ナンリセイテン]
1939年、福岡県生まれ。20年間の新聞記者生活のあと、「鳩よゆるやかに翔べ」で文壇デビュー。冒険小説、ハード・アクション、ミステリー、官能ロマンなどさまざまなジャンルで活躍
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