内容説明
若くたおやかな義母に魅せられた少年・江川瞳。その少年の青い眸の呪縛から逃れられない義母・智美。一線を越えてしまった二人を、深い悔恨が襲い、見えない亀裂が引き裂いていく。飢餓感から他の異性を求め、それぞれに繰り広げられる性の饗宴。だが、奔流となって理性を飲み込む一度覚えた禁断の蜜の味。ついには身を焦がす灼熱の交歓が…ますます流麗・濃密に描かれていく新感覚書下ろし官能ロマン待望の第二弾。
著者等紹介
末広圭[スエヒロケイ]
1940年、京都生まれ。学業半ばより編集者に憧れ、約40年間雑誌畑を渡り歩く。98年9月、男性総合月刊誌の編集長を辞任。転じて作家活動を開始する。『仕事部屋』をフィリピンに構え、鮮烈で密度の高い官能小説を次々と書下ろし読者を魅了している
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