内容説明
徳川家光の近習で、柳生の麒麟児と謳われた十兵衛光巌。銘刀の魅力に取り憑かれた家光の辻斬りに同道するが、扇一本持った老人に赤子の如くあしらわれ、その一味に攫われた。道々の輩が隠棲する里へと運ばれた十兵衛に、老人は傀儡の頭・遊斎と名乗った。遊斎の意図を汲み、傀儡一族の依頼を受けた十兵衛は、多肢に亘る傀儡の技を修得して天下無双の兵法達者となった。数々の難関を凌ぎ、驚愕の過去と謎を解き明かして、魑魅の首級を挙げるべく十兵衛の秘剣が閃く。
著者等紹介
志津三郎[シズサブロウ]
三重県松阪市生まれ。1959年漫画家としてデビューを飾る。その後、テレビ、演劇などの脚本家を経て、心機一転、作家生活に入る。作風は、バイオレンス、ミステリー、時代小説と幅広い。また時代小説においては、膨大な資料をもとに物語を再構築する特異な才能を発揮している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



