内容説明
秋田の農村から出稼ぎに出たまま行方不明になった夫を捜しに上京した大槻真佐子が、マンションの一室で心中死体となって発見される。同時刻、同じ建物の十階から日本有数のビルグループの会長が墜落するが、なぜか死体は消えていた。真佐子の妹・左紀子は真相を探るため、姉が働いていた高級クラブに潜入する。やがて左紀子は有名私立大学の不正入試に端を発する大がかりな陰謀が隠されているのを知るが―。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県生まれ。ホテルマン生活を経て1969年「高層の死角」で第15回江戸川乱歩賞を受賞。1973年「腐蝕の構造」で第26回日本推理作家協会賞を受賞。ミステリー界の第一人者として骨太な秀作を次々と発表する一方で、大河小説「青春の源流」やドキュメント「悪魔の飽食」といった話題作を世に問い、読者の広い支持を得た。また「忠臣蔵」「新選組」「新編 太平記」「平家物語」等の歴史小説で、よりいっそう読者層を拡大した。小社刊に「精神分析殺人事件」「虫の楼閣」「虹への旅券」等がある
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