内容説明
旧制高校を舞台に、儚くも美しい青春の日々が瑞々しく描かれた珠玉の文学!著者デビュー作、待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nanami
3
今はもう絶版なのでしょうか? 昔から何度もなぜか繰り返して読む本のひとつ。古きよき時代。書生として住み込みをしながら、勉学に励む青年と、裕福な家に生まれながらも、家族に壁を作り、一人離れにすむ体の弱い坊っちゃんとの友情。よくある話といえば、そうだけどきれいな話です。こういう時代が好きな方はぜひ。2013/02/19
アマレットカフェ
3
◎BLか?迷ったが最初はビーボーイノベルズから別タイトルで出てた様なので、こちらで登録。甘い話を好む自分にはラブも糖度もかなり足りなくて苦手な幸薄いお話ではあるけれど、切なさと美しい情景も好みだったりして、桜の季節に再読したいと思う本(入手時、絶版で中古購入の為、処分不可・保存本)
さこ@灯れ松明の火
2
何とも切ない物語。昔…だと考えるとありふれた話かもしれないけど、切なくも心暖まる様なこういう話はいつまでも心に残るので大好きです。貴臣の手紙には涙が止まらなかった。良き一冊!2008/12/14
まつり
1
「書生」さんって、結局何なんだろう?って思いながらも貴臣と、智の絆が深まる過程が微笑ましい。貴臣のストイックなまでに勉強に没頭する姿は、寂しさの裏返し?誰しもが持っている、忘れられない思い出。二人はお互いに出会えたことで幸せだったんだな、と思う。二人の絆が暖かく、深まるほどに切ない。2013/05/09
アマレットカフェ
0
(再読)2013/04/05
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