出版社内容情報
前著が6刷! 子どもが不登校になったからこそ伸びた能力や、よかったと感じたことを、親と子のふたつの
目線から伝える。再度、学校へ通えるようになることよりもまず優先するべきは、子どもが明るく健康に育つ
こと。不登校に悩む親子が、自分らしく生きるための新しい子育て・子育ち本。当事者の母と娘の共著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽけっとももんが
6
図書館新着本。著者親子の言うことはごもっとも、でも学校に行くことがそんなにこどもたちをだめにしてるかなぁ。無理して登校することはない、という意見には反対の余地はないけれども、学校に行かなければこんなに素晴らしい能力がつきますよ、と主張されても。自由にやりたいことを自分で決める、脱学校の生活を送るのが少数だからいいけれども、それが世の大半になってしまったらと想像すると、それはもうなかなかに手強い。学校に行かず、自分を探求する子ばかりではないだろう。いや、飛躍しすぎてるのは百も承知。2019/12/14
乱読家 護る会支持!
2
小学校から高校まで12年間を不登校で過ごし、大学に入学した娘さん。 学校に行かなかったからこそ「学力」「行動力」「自己管理力」「コミュニケーション力」「集中力」「自己肯定力」「思考力」が伸びたと書かれています。 逆に変化の激しいグローバル社会では、学校に行った方が、子どもの成長の阻害要因になるかもしれませんね。 学校に行かない子は、責めずに自由に伸び伸び育てよう。2020/05/05
とろる
1
不登校の作者が幸せに不登校できたのは、本人の性格や能力、親を含む周りの環境に恵まれていたからだと思う。こんな恵まれた条件はレアだと思うから夢物語にしか見えない。ただ、子供の「明日行くから」を本当の意味に言い換えた文章には胸が痛くなった。本当にその通りだと思う。2019/11/10
Saito Seiichiro
0
本書が主張するように、現在の小学校と中学校は無駄な部分が多い。もっと合理的なものに改革すべきである。2020/01/20