内容説明
この本の著者である私は、二度までもうつ病で苦しんだ経験があります。しかし、本当はうつではなく、HSP(チョー敏感体質)だったのではないかと最近になって確信しました。では、HSPとうつの違いは何か?共通点は何か?対処法は?両者に共通するのは、自己肯定感が持てなくなり、「なんて自分はダメなんだ」と自信がなくなることです。あなたがもっとラクに生きられるよう、この本でお手伝いします。
目次
第1章 「私はダメだ」「疲れているのに眠れない」は本当にうつ?
第2章 あなたの「つらい」「苦しい」はうつ?HSP?
第3章 心を失わないための方法
第4章 薬は真犯人を隠す「ダミー」だ!
第5章 どんな悩みもたちまち解決する「自己肯定感」の魔法
第6章 今感じている弱さ、つらさはあなたを救う才能です
著者等紹介
高田明和[タカダアキカズ]
浜松医科大学名誉教授。医学博士。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了。ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hase
13
HSPでうつ病闘病中でもあるため、タイトルにつられて購入。難しいかもしれないが、考え方を変えないと病気は治らない、再発すると実感。"エネルギーバンパイア"など新しく知る言葉で身に覚えのある事が書かれていてはっとなった。繰り返し読んで理解を深めたいと思った本。2022/11/05
morinokazedayori
12
★★★★★HSP(チョー敏感体質)の人は、人間関係をはじめとする様々な刺激で消耗しやすく、鬱と誤診されることもある。自分が楽しいと思えることを続けて自己肯定感を高めることで、繊細さを活かして自分らしく生きられるという。自己理解、他者理解が深まった。2020/10/21
は
9
高田明和さん著の「HSPとうつ 自己肯定感を取り戻す方法」を読み終えました。HSPとは、繊細すぎる人のことで、僕は自分がこれなのではないかと疑っていたのですが、その通りでした。僕は、周りとの関わりの中で悩み苦しむこともありますが、それでも楽しく過ごしています。この本は、僕よりももっと生き辛さに苦しんでいる人向けの本だと思います。著者自身、鬱になったことがあるといううことで、寄り添うような文章になっていると思います。印象的だったのが、繊細さを良い方向に活かしてたら成功できるという部分で、勇気をもらえました。2020/08/15
しょう
4
「HSP」についてネットで知り、初めて読んだ本。小学校の時から人目を気にしていたのはHSP的なところがあったからなのかなぁ。メンタルが弱く、怒られたりするとかなりショックを受けてしまう。「自分はダメな人間だ」「強くならないといけない」と自分をまた責めてしまうのだけど、元々の気質ならばある程度は致し方ない。悪い面だけでなく、敏感だからこそ些細なことに気付いて気配りができたりというプラスの面もある。要はどう活かすか。まだまだ認識の段階で自分という人間をこれからも探究し続けて最適解を探していくしかなさそう。2020/06/22
ジョウバオ
3
前にテレビでHSP特集やっていて、これ自分もじゃないかな…と思って色々調べてこの本にたどり着いた。 筆者自身がHSPで、そこからどうやって抜けたのか、どんな危険があるのか、などなど、実体験に基づいて色々書かれて、非常に説得力がある。重要なのは『自己肯定感』を高めること。それを育てるステップと、人に振り回されないためのステップはかなり自分の中で響いた。本を読むだけで変わるのか?と思ったけど、読んだあと、頭の中が本当にすっきりした。自分でもびっくりしてる。これ以上、大切な友達や家族を心配させないようにしたい。2020/06/21
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