出版社内容情報
ベストセラー『論理的思考力を鍛える33の思考実験』の著者が、基本的な例題をビジネスシーンになぞらえてわかりやすく解説。
内容説明
「正解」のない問題にいかに立ち向かうか。そこでの判断力を養うのに最適なレッスンが「思考実験」。本書では、著名な例題をビジネスシーンになぞらえてわかりやすく解説。1日15分1章ずつ読むだけで、1週間後には「自分の頭で考える力」が確実に身に付く。ベストセラー『論理的思考力を鍛える33の思考実験』のパズル作家が「考える力」を楽々レッスン。
目次
第1章 トロッコ問題―正解のない問題を論理的に解きほぐすレッスン
第2章 クレタ人のパラドックス―堂々めぐりを見抜くレッスン
第3章 テセウスの船―視点のズレに気づくレッスン
第4章 ギャンブラーの誤謬―直感を疑うレッスン
第5章 囚人のジレンマ―論理的思考の限界に気づくレッスン
第6章 ビュリダンのロバ―決断の大切さを知るレッスン
第7章 やっかいな新提案―理性と感情のバランスをとるレッスン
著者等紹介
北村良子[キタムラリョウコ]
1978年生まれ。有限会社イーソフィア代表。パズル作家としてWEBで展開するイベントや、企業のキャンペーン、書籍や雑誌などに向けたパズルを作成している。思考実験やパズルの著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふみかん
2
とても読みやすい本でした。ビジネス感はそんなにないかも?パラドックスの話と感情の話は普段考えてることに近くて、こういう例と共に適切な時に自分も出して行きたいな。選択と決断は身に迫る話で、選択が必要かの選択と、どんな選択も先伸ばしにして良いことはないということを再認識です。選択しなくていい仕組み(ルール)作りをすることで機会を減らしていきたい。2020/05/30
陽麿(お陽さま麿やか)
2
ビジネスに必要な判断力を養うための本。エピソードをビジネス現場に展開して分かりやすく解説している。人の判断には感情が混ざり、誤った決断を出すこともある。2019/01/04
japanesekody
2
読了。思考実験を例に考える力を養う本。 今回はビジネスへの応用を考えた内容。思考実験自体には前例や解のないものが並ぶ。著者のほかの本を読んだことがある人にとっては見たようなものが並んでいることに気づくかもしれない。レッスン自体に遭遇することはないが、抽象化し活用することが必要なスキルになってくるのだろう。もちろんその先は読者が思考は広げていくものなのだが、ビジネスへの応用を考えたガイドが少し中途半端に感じるかもしれない。思考のジレンマに気づく無知の知という位置付けなのだろうか。2018/12/27
本を読むのは寝室派
0
内容的には、ビジネスとは関係なく多彩にでている思考実験本と大差ないかと。面白く読めました。2021/01/10
Junpei Ota
0
なるほど2020/03/21
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- 和書
- あおいちきゅう