出版社内容情報
野球で一番難しいとされる「継投=投手交代」をWBCでも投手采配を一任された権藤氏と先発選民思想の愚を説く二宮氏が徹底討論。
内容説明
野球で一番難しいと言われる「継投=投手交代」。だが、継投について本格的に論じた本はない。1998年に横浜ベイスターズを率い、独特の継投理論で日本一に輝き、WBCでも継投釆配を振るった日本一のピッチングコーチ・権藤博氏と完投重視の「先発選民思想」の愚を説く二宮清純氏が徹底討論。誰もが居場所を確保し、役割を分担し、「みんなで幸せになる」ことが求められる時代に生まれた日本初の継投論。
目次
第1章 「みんなを幸せにする」継投論―先発完投型社会は終わった(日本初の「継投論」;先発完投の野球が終わったのはいつ? ほか)
第2章 打たれる前に代える―ヒューマニズムの継投論(「打たれる前に代える」勇気;危険な「イニングまたぎ」 ほか)
第3章 「やられたらやり返す」継投論―継投の基本と難しさ(左対左のワンポイントリリーフは有効か?;左投手は左バッターが嫌い? ほか)
第4章 フォアボールを出す勇気を持て!―配球とサインの極意(コーチ経験の中から生まれた「べからず集」;監督・コーチの仕事は、教えることではない ほか)
第5章 継投の役割論―役割をどう決めていくのか(抑えの条件は決め球;抑えは2年目以降が難しい ほか)
著者等紹介
権藤博[ゴンドウヒロシ]
1938年生まれ。佐賀県出身。鳥栖高校から社会人野球を経て1961年、中日に入団。2年連続で最多勝投手。31歳で現役引退。73年より中日、近鉄、ダイエー、横浜でコーチを歴任後、98年に横浜ベイスターズの監督に就任。独自の継投策で勝ち抜き、1年目に38年ぶりのリーグ優勝、日本一に導いた。2012年には、73歳で中日投手コーチに再就任。17年のWBC侍ジャパン投手コーチ
二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経て、フリーランスのスポーツジャーナリストとして独立。現在、株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかやん
おくりゆう
katoyann
文章で飯を食う
a*u*a*i*n34