変わる力変える力―現代空手道論

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331518113
  • NDC分類 789.2
  • Cコード C0095

目次

第1章 自分で探すべきもの(未来のかたち;少年のころ ほか)
第2章 どうしたら強くなれるか(指導員の道へ;自分を捨てるということ ほか)
第3章 変わる力変える力(「やってみせる」の限界;変わるべきものは ほか)
第4章 武道かスポーツか(武道に競技は必要か;近代化への試行錯誤 ほか)
第5章 心と体を統御する(車椅子空手道に学ぶ;「鞭の動作」が生む力 ほか)

著者等紹介

香川政夫[カガワマサオ]
1955(昭和30)年、大阪府生まれ。全日本空手道連盟公認7段、同ナショナルチーム監督、同選手強化委員会委員長。帝京大学空手道部監督、師範。NPO法人日本空手松濤連盟首席師範。「第1回IBUSZワールドカップ」団体形の部優勝、「第28回全国空手道選手権大会」組手の部・形の部ダブル優勝、「第3回松涛杯世界空手道選手権大会」組手の部優勝。「全日本大学空手道選手権大会」において、帝京大学空手道部を前人未踏の4種目完全制覇、4年連続3冠に導くなど、指導力の高さにも定評があり、国内のみならず、世界各国で空手道の普及推進に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ジョイフル

4
伝統空手の選手の自伝は意外と少ないので読んでみた。 若くしてご両親を亡くしても空手で人格にバランスが取れていたのが伝わってくる内容だった。 伝統派でも流派の分裂があったり、若者のトラブルがあったりと困難があったようだけど、教育としての空手を確立して良き指導者であることが伝わってきた。 フルコンも否定していないしバランスが取れた方なのかと。2018/08/17

ハパナ

4
松濤館流空手で鍛練され、現役時には名を馳せられた。そして指導者としても実績を残された筆者の、半生記と空手に対する思い。指導者として理念の変遷や、これからの空手の在り方などについて語られた本です。極限の叩き上げで実績を残された筆者が、練習生の個性に合わせた各手法へと転換された変遷に、柔軟なしなやかさを感じました。2016/08/15

やま

3
著者が選手としてのみならず指導者として試行錯誤した様がよくわかり、説得力に富む。空手の発展の経緯と将来について大胆な見解も述べられており、著者の誠実さを感じた。2014/06/21

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