廣済堂新書
ローリング・ストーンズ解体新書

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  • サイズ 新書判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784331517086
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0295

内容説明

ミックの声が「黒すぎた」という歴史の捏造。天才ブライアン・ジョンズ最大の不運とは?ミックの恋人による、もう一つのストーンズ解体論?「ビートルズ派」「ストーンズ派」というウソ。“デビュー50周年”の2013年、3部作最後のこの本で、ストーンズの聴き方が変わる。

目次

1 ローリング・ストーンズの現在地―2012年のビートルズとローリング・ストーンズの不思議
2 ローリング・ストーンズとブルース―ブラック・ミュージックに対する誤読
3 ローリング・ストーンズの作り方―アンドリュー・オールダムという謎
4 モッズとしてのローリング・ストーンズ―ストーンズ版「ワイルド・サイドを歩け」
5 ブライアン・ジョーンズの未来―天才の頭の中を読み取る
6 『サタニック・マジェスティーズ』と『サージェント・ペパーズ』―ビートルズとの関係を探る
7 プロデューサーとしての可能性―ミック・ジャガーとキース・リチャーズの融合と衝突
8 ローリング・ストーンズと女たち(サム・ガールズ)―マリアンヌ・フェイスフルという特異な例
9 ローリング・ストーンズ総論(対談:中山康樹×小浜文晶)―語り合うことで見えてくるもの

著者等紹介

中山康樹[ナカヤマヤスキ]
1952年大阪府生まれ。少年時代に聴いたビートルズや洋楽がきっかけでロック、ポップス、ジャズのファンになり、その後、ジャズ専門誌『スイングジャーナル』の編集長や制作プロデューサーを経て現在は音楽評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェ・ブンブン

27
ストーンズ好きだが、にわかでごめんなさいと言いたくなる本。ストーンズ学習にピッタリなアルバムを紹介してくれる他、伝説の存在ブライアン・ジョーンズの魅力まで教えてくれる。彼はなんと、「ブリキの太鼓」のシュレンドルフ監督作A DEGREE OF MURDERの音楽担当していたのだ!これは観なくては!2014/03/27

たかしくん。

11
ブライアンジョーンズ賛歌のきらいがあるも、私も、その一人。ブライアンが作曲能力がなかったとは、とても思えないし、60年代のジャガーリチャードの作品の中で、明らかに作者にジョーンズを付け加えるべき曲も、色々とあると思います!2021/06/01

3
ブライアン・ジョーンズにとって(地理的条件もあって)ブルースは当時の最先端の音楽だった、それゆえその後電子音楽やモロッコ音楽への傾倒は必然的、という指摘には納得した。ブルースの捉え方もメンバー間で違っていたというのも、初期ストーンズのブルース性の(意外な?)希薄な印象を的確に説明していると思う。2025/09/05

fritzng4

3
ローリング・ストーンズを熱心に聴いたことはなく、そこには確かに60年代のアルバムが英国盤と米国盤で出ていて収集に困った、という理由がひとつある。このバンドはブライアン・ジョーンズ時代の伝説、いわゆる最強のロックバンドとしてのイメージ、により、正当な音楽的評価がなされていないことは事実かと思う。ストーンズ=ブルース、という定説を鵜呑みにしていたが、言われてみれば音的にはモッドな雰囲気もあり、刺激的な一冊。2013/10/20

happy1972

2
昨日購入してさらっと読んだがあまり面白くなかったw2013/02/24

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