内容説明
長野の里山にひとりで暮らす咲栄ばあちゃんは、12~3月の冬の間だけ「村の郵便屋さん」になる。坂も吹雪もなんのその。真っ白な雪道を歩いて歩いて、坂を上ってソリで滑って、手紙を届けて20年!里山の暮らし、家族の話、大切な思い出。咲栄ばあちゃんの涙と感謝の物語。
目次
第1章 雪の朝に手紙を届けて(はい、私が清水咲栄です;私はこの山の村でひとり暮らし ほか)
第2章 のどかできびしい、里山の暮らし(連休が明けて、山村に春が来る;こちらの菜の花は、野沢菜の花? ほか)
第3章 支え合いの人生、咲栄物語(歩いてきた花嫁;父ちゃんは私の顔を知っていた! ほか)
第4章 人生、「ずく」を出せ!(貧乏してても、健康がなによりの財産だ;人生は誰と出会うかで物語が変わるな ほか)
著者等紹介
清水咲栄[シミズサクエ]
大正13年1月17日長野県飯山市富倉に生まれる。22歳で同市の涌井に嫁ぎ、4人の娘に恵まれるが、37歳のとき、事業に失敗し借金返済のため出稼ぎに出た夫を行商で支えながら子供を育てる。無事返済するも10年の出稼ぎから帰ってまもなくの夫を交通事故で亡くす。その後は土木作業をしながら生計を立てていたが、70歳から郵便配達の仕事を始める。それから約20年間、12~3月の間、豪雪地帯になる2つの集落の郵便配達を行っている。吹雪のなか、歩いて坂を上り、ソリで滑って下りてくる姿は地元でも有名。今は長野でひとり暮らし。普段は畑をつくり、山菜や木の実を採って暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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