内容説明
『心の旅』『青春の影』『サボテンの花』『切手のないおくりもの』など、数々のヒット曲を生みだしてきた著者が、その長いアーティスト人生の中で見つけてきた、幸せに生きるためのシンプルな考え方。『「がんばれ!」はいらない』『「個性」はいらない』『「答え」はいらない』など、今日を生きる人に“新しい癒し”を提案してくれる一冊。
目次
第1章 「あきらめない」はいらない
第2章 「がんばれ!」はいらない
第3章 「個性」はいらない
第4章 「気どった歌」はいらない
第5章 「安っぽい愛の言葉」はいらない
第6章 「型にはまった歌」はいらない
第7章 「答え」はいらない
著者等紹介
財津和夫[ザイツカズオ]
1948年生まれ。福岡県出身。1971年チューリップ結成。1972年『魔法の黄色い靴』でデビュー。チューリップの活動と並行し1978年よりソロ活動をスタート。現在、コンサート活動、楽曲提供、アーティストプロデュース、ミュージカル音楽制作、俳優、大学教授、講演会など、様々な分野で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
55
年齢を重ねて気づいた言葉の大切さ、音よりも言葉を大切にしたいという音楽に対する熱い思いが感じられる内容です、「心を開いて」の歌詞はまさにそんな感じで秀逸です、「君の人生を見つめてごらん、君はやりたいことをやっているかな、一度っきりのこの人生は君の心ひとつで自由になるものさ」2015/02/23
koji
17
本書の読書と並行して視聴したNHKBS「ザ・ヒューマン/財津和夫~人生はひとつ、でも一度じゃない~」。財津さんは、50代から更年期障害に悩まされ70で癌に罹患し歌手を続ける気力を失っていきますが地元福岡で始めた作詞講座の講師をしていくうちに受講者が自分を励ますために詞を書いていることに気付き、自らも10年ぶりに新曲にチャレンジし最後はオンライン配信でファンに歌声を届けます。本書より感銘したドキュメンタリーのレビューになってしまいましたが、財津さんの美しい言葉と歌を届ける凛々しい姿が私の胸に強く刺さりました2021/02/26
しゅんぺい(笑)
1
チューリップの財津和夫さんの著書ということで、読んでみた。 人生において、肩の張った気負いがない。自然体で、いいと思いました。 あと、財津さんが大学教授をしているということにびっくりした。2014/02/09
Jyunjyousyoutengai
0
40年近く前、アルバム“ぼくがつくった愛のうた”のなかで、「ワシも歳をとったヴァイ、ゴッホン…」と歌っていた“アンクル・スパゲッティ”。実際はこんな感じに年齢を重ねました~!財津さんはやっぱり昔のまんまの財津さん。優しそうにしていて、とことんトンガッテる!!2014/05/28
すん
0
ボクの青春、財津和夫。2013/10/31