目次
「山本二三さんの美術」(高畑勲)
山本二三インタビュー
背景画の世界へ(作品集(背景、美術ボード)
技法と特徴)
「山ちゃんのこと」(宮崎駿)
著者等紹介
山本二三[ヤマモトニゾウ]
1953年6月27日生まれ。長崎県五島市(旧福江市)出身。中学卒業後上京し建築と絵画を学び、美術系専門学校在学中に東映系の美術スタジオに勤務。その後、テレビ・アニメーション「未来少年コナン」(1978)で自身初の美術監督を務め、以降、「じゃりン子チエ」(1981)、「天空の城ラピュタ」(1986)、「火垂るの墓」(1988)、「もののけ姫」(1997)など、美術監督として数々の名作に携わる。2006年、アニメーション映画「時をかける少女」で第12回AMD Award’06大賞/総務大臣賞を美術監督として受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ムッネニーク
57
35冊目『山本二三背景画集』(山本二三 著、2012年3月、廣済堂出版) ジブリ作品や『時をかける少女』(2006)で美術監督を務めた背景の第一人者による画集。 一枚一枚が絵画のような完成度で、これがわずか数秒の為のものだとは、つくづくアニメというのは贅沢な表現なんだと思い知らされる。 著者のインタビューや高畑/宮崎両氏による寄稿も収録。 〈それで、「これじゃいかん!」とジブリに戻ってガムシャラにやったら、何か吹っ切れた感じになって、逆に「もっと描きたいなあ」「死ぬまで描ける」と思うようになったんです〉2025/04/24
けんとまん1007
40
ただ一言「いいなあ~」。何でだろう?どの作品にも、人の息遣いや明日へのつながりを感じるのは・・と思う。それは、きっと山本二三さんの志向からくるのだろう。2025/05/04
地下アイドル(芸名・明石駅キセル)・寺
22
本日、広島県は熊野町(有吉弘行の故郷)にある『筆の里工房』で行われている『山本二三展』を見て来た。無料招待券を貰ったので何と無く行ってみたが、私が幼い頃に見た『じゃりんこチエ』や『名探偵ホームズ』『ルパン三世』の背景を手掛けていたとは!素晴らしい原画の数々!魅了された。この施設の図書閲覧室でサイン入りのこの本を拝見。『時をかける少女』のポスターに使われた踏切の絵が素晴らしくて絵葉書を一枚購入した。2014/03/08
爽
7
表紙を見た瞬間、「これは読まねば!」と思った。名前を聞いたことがあるな、と思ったら、ジブリの背景を描いている人だった。ジブリ大好きなのですごく感動した。あと、なんと時をかける少女の背景も描いていたそうで。もう興奮しまくり><絵のことは全然詳しくないし技術もないけれど、雲や影や光に込めた想いが伝わってきた。ジブリはストーリーももちろんだけれど、絵で見ている人を引き込んでいるんだな、と思った。2012/06/28
そうさん
5
7歳。背景を描くことにハマっているので、参考になればと。パラパラ見ていた。2021/08/24
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- 和書
- むしのうんこ