内容説明
心と体にやさしい介護があります。「つらい」と思う前に、あなたの答えを探してみて下さい。
目次
第１章 だれにも聞けなかった介護の基礎
第２章 「寝る」「寝返る」「起きる」の楽ワザ介護
第３章 「立つ」「座る」「歩く」の楽ワザ介護
第４章 楽しく、おいしく、食事の楽ワザ介護
第５章 スッキリ、きれいに、排泄の楽ワザ介護
第６章 さっぱり、のんびり、入浴の楽ワザ介護
第７章 ボケる、キレる、暴れる人の楽ワザ介護
第８章 持病や痛みがある人の楽ワザ介護
第９章 心の触れ合い、すれ違い
第１０章 ＳＯＳ！プロの助けを借りるとき
著者等紹介
青山幸広［アオヤマユキヒロ］
１９６６年青森県生まれ。ケア・プロデュースＲＸ組代表。介護アドバイザー、介護福祉士、保育士。短大卒業後、保育士を経て介護職に就く。２００１年、青森の老人保健施設を退職し独立。２００４年、アドバイザー会社「ケア・プロデュースＲＸ組」を設立し、腰を痛めない介護技術の指導、ゆったりお年寄りと関われる業務改革のアドバイスなどを手がけ、多数の施設からオファーが殺到。２０１０年、京都・大徳寺近くの築１００年の町家を改修して楽技介護塾「紫野庵」をスタート（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
11
教科書通りの「～しなければならない」という介護方法ではなく、「介護する方もされる方も楽しくありたい」という精神の元に書かれた、介護のコツ本。日誌を書く時は、その出来事だけでなく、その時の自分の気持ちを書くことも大切だそうです。自分（介護者）が行き所があったら無理しないで、（介護される人を）連れて行っちゃえ、というのには笑っちゃいます。ポータブルトイレの選び方も参考になりました。あと十日ほどで、義母が退院になり、その後、義母宅で介護することになる私。ほとんど同居状態になるので、この本が役に立ちました。2014/06/30
みちお
2
介護者が大変そうだと相手に影響する。介護・仕事・趣味のバランスを取って気分転換が大事。 本人ができる・やりたいことは手助けせず見守る方が回復するし、達成感が生きる意欲に繋がる。 介護者は相手ができないことをちょっと手伝ってあげようというくらいの軽い気持ちでいた方がいいとあって、安心した。 片麻痺は敢えて健常側から支える事でバランス能力が鍛えられる。 ボケても昔の仕事の記憶などは染み付いている。問題行動を叱るより、理由を聞いて共感・認めてあげる事。 人間誰しも寂しくて、認めてもらいたい動物なんだなと思う。2022/02/15
あい
0
図書館2013/04/07
