内容説明
子育ての最終的な目的はたったひとつ。経済的、社会的、精神的に自立した「自分でメシを食っていける大人」にすること。そのためには、5つの基礎力を、10歳までの時期に育むことが大切。それが受験や社会に出てからのさまざまな苦労を自分で乗り越え、より幸せな将来を生きていくためのパスポートを手に入れることになる。それぞれの力が、社会人としてメシが食える力にどう結びついているのか、どう育めばいいのかを丁寧に解説。
目次
1 「メシを食っていける力」が危ない!
2 ことばの力―すべての学力と知性のベース
3 自分で考える力―思考のエンジンをぐんぐん回す
4 想い浮かべる力―魅力的な大人にするために
5 試そうとする力―人生を切り開いていく底力
6 やり抜く力―力強く、たくましく生きるために!
付 メシが食える力と受験突破力―入試問題は学校からのメッセージ
著者等紹介
高濱正伸[タカハママサノブ]
1959年熊本県生まれ。東京大学・同大学院修士課程修了。1993年、同期の大学院生たちと小学校低学年向けに「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した学習教室「花まる学習会」を設立。長年取り組んできた野外体験のサマースクールや雪国スクールは人気が高く、生徒以外の申し込みも多い。生徒の父母向けに行っている講演会は毎回、キャンセル待ちが出る盛況ぶり。算数オリンピック委員会理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。