目次
古代編(淀川の源流;瀬田の橋;淀川の河口;淀川 治水の始まり;淀川水系に現れた王朝;古代の大土木工事;平安時代 13の水路;橋の建設;河岸の風景―利休と放牧)
中近世編(中世の舟運;経済の大動脈として;三川合流の地;城下町の建設;過書船と渡し;淀川の改修;水都の風景)
近現代編(幕末の動乱;維新へ;交通の変遷;近代治水の始まり;橋と渡しの移り変わり;よみがえる川;環境の再生へ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nob
5
大阪の淀川の治水と利水の歴史に関して書かれた一冊。淀川はよく氾濫したと聞きますが、どのように治水事業をしたのか詳しく書かれていて、興味深かったです。古来の住人の不断の努力で現在の淀川流域の平和があるわけですから、そのことを忘れてはならないと思いました。2017/08/17
わ!
0
めっちゃくちゃ面白い…とは云っても、そこはそれ、淀川の話。だから、淀川流域に住んでない人には、今ひとつ面白くないかもしれない。ただ淀川流域に住んでいる人なら、一読の価値は大きい。なにしろ、1冊まるごと、淀川の歴史である。淀川の歴史と云うことは、琵琶湖の歴史でもあり…木津川・大和川の歴史でもあり…大阪湾の歴史でもあり…滋賀・京都・大阪の歴史でもあるわけだ。2011/01/15
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