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内容説明
児玉機関、GHQ、豪華ショー、芸能人、ヤクザ…“東洋一”と謳われたナイトクラブで何が起こったか?オーナー自らが衝撃の証言で綴るノンフィクション。
目次
第1章 証言・力道山事件―「刺した男」と「目撃した男」の再会
第2章 国策クラブ、ラテンクォーター―闇を牛耳るGHQと児玉機関
第3章 アメリカの夜を赤坂に―ニューラテンクォーター誕生秘話
第4章 もっとアメリカ!―来日したミュージシャンたちの舞台裏
第5章 夜の紳士録―皇族から大スター、やくざまで
第6章 燃える赤坂―ニュージャパン横井との闘いと売却の真相
終章 兄弟勝新太郎に捧ぐ
著者等紹介
山本信太郎[ヤマモトシンタロウ]
1935年福岡県博多に生まれる。福岡大学卒業後の1959年、東京赤坂にクラブ・ニューラテンクォーターを開店し、ナット・キング・コール、アール・グラント、サミー・デービスJr.など多くの国内外のビッグショーを日本で初めて成功させ、大評判を呼んだ。ニューラテンクォーターは、皇族から政財界人、芸能人、やくざに至るまで各界著名人を集めた伝説のクラブとして今も語られる。また力道山事件の現場としても有名。89年の閉店後もさまざまな分野で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マーク
3
29 面白い話題満載だが、年代が飛びすぎ。整理されていない。 ●力道山殺傷、ホテルニュージャパン 私の半生が人一倍面白いものだったとするならば、その大半は勝新太郎がいたおかげ。→大した人物。あぶない人だったようだが。 「兄弟は頭が切れる」自分を褒めるな! 勝新太郎イラン進出。イラン革命予兆の話を聞いた直後にマニラに行きホステス面接⁉️あほ?でもね面白い?ミンダナオでイスラムホステス探す? これもアホ。 ●ニューラテンクォーター、美空ひばり、石原裕次郎、共に昭和の最後に消えた。 2021/05/11
Satoru Moriaki
3
菊地成孔のラジオ「粋な夜電波」で知った本。期待通りの面白さ。夢のような「夜の昭和史」の記録。勝新のエピソードに笑い、朝丘雪路の認識を改め、美空ひばりのエピソードに涙する。2013/08/25
takao
2
力道山が刺された夜2024/11/02
fwhd8325
2
力道山の事件のことなんかよりも、出演した顔ぶれを見ているだけで、羨ましくなりました。 このセンスはすごいと思います。 飯倉のキャンティやこのニューラテンクォーターの歴史を知ると、この時代の東京の感性は、最高潮にあったのかもしれません。2013/08/16
海
2
内容は児玉機関とか芸能人と暴力団の癒着とか力道山の死についてなどでそこそこおもしろいんだけど、そんなことより天皇陛下や皇族やその親戚筋に関する人たちに対しての敬称表記がメチャクチャなのが印象的だった。出版前に誰か気づいて直してあげなかったのか…この件については本当にひどい本でした。2012/07/24