内容説明
偉業達成の人馬の栄光と苦闘。徹底取材ドキュメント。
目次
第1章 牧場時代
第2章 衝撃のデビュー
第3章 最初の戴冠
第4章 それぞれの「競馬の祭典」
第5章 頂点の味
第6章 「英雄」の夏合宿
第7章 再始動の秋
第8章 栄冠
著者等紹介
島田明宏[シマダアキヒロ]
1964年北海道生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科中退。早大在学中から放送作家、フリーライターとして執筆活動にとりかかる。競馬やモータースポーツ、野球についてのノンフィクションや文芸書評などを「Number」(文藝春秋)、「週刊ポスト」(小学館)、「小説すばる」(集英社)などに寄稿。「優駿」(日本中央競馬会)にエッセイ「競馬の流行(ながれ)」、「週刊競馬ブック」(ケイバブック)に同「競馬は本音で」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ランラン
5
1頭のサラブレットがこんなにも感動を呼び起こせるものなのかを実感させるディープインパクト。名前もインパクトがある。3冠を達成することの偉業は並大抵ではないことが分かった。それだけに関係者(オーナー、調教師、厩務員、騎手、牧場長、そしてファン)の苦労と喜びは想像を越えるものがある。飛ぶ、かわいらしい、無邪気、小さい、ディープインパクトを形容した言葉。民なの夢を叶えることが可能な競馬の世界を改めて見直しました。2019/08/16
Masato Ⅱ世
3
絶対がない競馬で勝ち続けたスーパーサラブレッド ディープインパクトは正しく「英雄」ですね。「英雄」を育てた多くの関係者の皆さんに感謝です。金子オーナー、秋田場長、横手厩舎長、池江調教師、敏行、貴子両調教助手、市川厩務員、そして武豊ジョッキー、ここにも「人がいて、馬がいて、そしてまた人がいる」の素晴らしい世界でした。朝 4時から世話をするんですね。実際跨って調教する敏行助手は、ダービー前にプレッシャーで5キロも痩せる激務とは……年間7〜8000頭産まれる当世馬のトップを獲得する偉業に感動の一気読みでした。2026/03/10
Humbaba
2
勝負事において、絶対はない。まして、人間ではなく馬がその大きな部分を占める競馬においては、様々な不確定要素が入り交じっている。勝利して当たり前、という空気が広がっている時ほど、その馬に騎乗するときのプレッシャーは大きくなる。だが、そんなプレッシャーが大きいからこそ、勝利できた時の喜びもまた大きくなる。2014/01/27
いたchan
1
懐かしくなり、手に取ってみた。 環境、施設、体制。 何よりオーナー、牧場、調教師、ジョッキー、関係者の想い、行動が産んだ奇跡。 う~ん、世代が違うから実現は無理だが、同じSS産駒で、サイレンススズカとどっちが強かったかのか、見たかったな~。2019/07/07
lonely_jean
1
競馬なんてただのギャンブル、下品だ、と距離を置いている人にこそ読んでほしい。また、競馬でなんとしても儲けるのだと血眼になっている人にも読んでほしい。違った視点が得られるはずだ。馬はこんなに賢い、そしてその馬にかかわる人々はこんなに情熱的だ。読み終えて表紙の写真を見ると、涙が出そうだ。2018/05/11




