世界資源戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784331508596
  • NDC分類 334.7
  • Cコード C0098

内容説明

なぜアメリカは、かつてタリバンを支援したのか?湾岸戦争からアフガン戦争まで、アメリカ屈指の戦争アナリストが、「正義」の裏に隠された、「利権」と「欲望」を読み解く。

目次

第1章 富と資源とパワー―変容するグローバル安全保障の変数
第2章 石油と地理的要因と戦争―石油獲得競争
第3章 ペルシャ湾における石油紛争
第4章 カスピ海のエネルギー紛争―カスピ海沿岸の危険性
第5章 南シナ海の石油戦争
第6章 ナイル川の水資源紛争―複雑化する水の供給問題
第7章 ヨルダン川、チグリス・ユーフラテス川、インダス川の水資源紛争
第8章 新たな紛争地図―ポスト冷戦時代の資源紛争

著者等紹介

クレア,マイケル・T.[クレア,マイケルT.][Klare,Michael T.]
アメリカを代表する戦争と安全保障の専門家。ハンプシャー大学(マサチューセッツ州アマースト)に本部を置く「平和と世界安全保障に関する5大学研究プログラム」理事。戦争の変容をテーマとする多数の著書がある。マサチューセッツ州ノーザンプトン在住

斉藤裕一[サイトウユウイチ]
ニューヨーク大学大学院修士課程修了(ジャーナリズム専攻)。1991年よりニューズウィーク日本版編集部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

渓流

2
議論の前提が同時多発テロ以前であり、若干の修正は加えないといけないが、石油が世界の緊張を高めることは事実。その限りある石油が政情不安な3つの地域に偏在していることも懸念なこと。どう石油を扱うか、人類の英知が試されている。しかし、石油を求めることに各国は貪欲ですなー。ペルシャ湾、カスピ海、南シナ海の地底に眠る地下資源をめぐって繰り広げられる各国の熾烈な戦いが戦争に繋がる危険を指摘した警世の書。2009/11/08

ken

0
乏資源立国である日本においては輸入が当たり前になっている資源であるが世界においてはそれが紛争の火種になってしまうほどの影響力を持ちうる。今後の世界を考えるうえで知らなければならないことだ。2010/08/04

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