内容説明
最近の実体をみると、新人類的行動の人間ばかりでなく、集団の中で奇妙な目で見られる人間も増殖している。本書では、そんなウイルス人間の生態観察にもとづいて、さまざまな言動を紹介し、理解不能にみえる彼らの深い謎の解明に迫ってみたい。こうした人間との共存の方法はいくつかある。本書をきっかけに、彼らとの上手な距離のおき方、つきあい方のコツをつかんでほしい。
目次
第１章 すぐに“強制終了”する人（ドタキャンでもヘーキな顔の人；いつも時間に遅れる人 ほか）
第２章 “メモリ不足”な人（他人の企画を受け入れようとしない人；メールでしか意見をいえない人 ほか）
第３章 “論理的エラー”が多発する人（ノッているときとの落差が激しい人；人の手柄を自分のものにしてしまう人 ほか）
第４章 “関連づけ”ができない人（身内の自慢ばかりしたがる人；仕事のメールにもフェイスマークを乱用する人 ほか）
第５章 “ウイルス”な人（噂を広める人；他人の恋人にすぐ会いたがる人 ほか）
著者等紹介
ジャン・ルイ・松岡［ジャンルイマツオカ］
１９４６年東京生まれ。早稲田大学第一文学部仏文学科卒。光文社カッパブックス編集部を経て、現在、編集プロダクション代表
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