仏師という生き方―一刀三礼魂の息づかい

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784331507643
  • NDC分類 718.3
  • Cコード C0095

内容説明

木の中に仏の声を聞く。純粋でひたむきな生き方。

目次

第1章 仏師・宗平(弟子入り;旅立ち;修業時代;仏師という仕事)
第2章 二代目仏師・江里康慧(仏像のこころ;仏師のこころ;敬虔なこころ;聖地巡礼;自己を見つめるこころ仏像制作のこころ;仏像の素材の変遷;仏像制作の技法;和のこころ)
第3章 截金師・佐代子(截金師のこころ;母として仕事師として;截金の技術;制作工程と注意点;感動体験が美の結晶へ)

著者等紹介

江里康慧[エリコウケイ]
1943年、京都市に生まれる。1962年、京都市立日吉ケ丘高校美術課程彫刻科卒業。松久朋琳・宗琳師に入門。1983年、スイス・ジュネーブ市主催日本文化祭にて作品展と制作実演。同市立民族博物館に阿弥陀如来立像4工程像収蔵。1984年、カナダ・カルガリー仏教会阿弥陀如来立像。1986年、ベルギー・アントワープ慈光寺阿弥陀如来立像。1987年、京都府東山浄苑父宗平に従い、十二尺阿弥陀如来立像。1989年、京都府三千院金色不動明王立像。三千院より大仏師号を賜る。1990年、銀座和光ホールにて「江里康慧・江里佐代子」二人展康慧と号する。1993年、和光ホールにて「江里康慧・江里佐代子」二人展。1994年、和歌山県青岸渡寺阿弥陀如来座像。1997年、京都府西本願寺阿弥陀如来立像(参拝会館)奈良県唐招提寺鬼子母神半跏像アメリカニューヨーク市ジャパン・ソサエティでの展覧会「具現化された悟り 日本仏師の仏像芸術」にて、デモンストレーションとシンポジウムに招聘を受ける。和光ホールにて「江里康慧・江里佐代子」二人展。1998年、アメリカクリーブランド美術館「奈良の宝物」展にてデモンストレーションの招聘を受ける。2001年11月、銀座和光ホールにて、妻の佐代子とともに二人展を開催予定。現在龍谷大学短期大学部非常勤講師。同志社女子大学嘱託講師
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