内容説明
理由があって、母親と暮らすことができない子どもたちを、保母たちは、精一杯の愛情を注いで育てている。そこには確かに、母さんのニオイがしていた。児童福祉法制定50年目の改正をまえに。
目次
1章 あとおい
2章 かあさんは陣地
3章 傷だらけで駆けこんで…
4章 お泊まりの夜
5章 帰る日
6章 おしろいのパフ
7章 フィリピンへ飛んでいく
8章 トーマスさんの膝
9章 イエス様おんぶ
10章 カミソリと飴
11章 クリスマスのローソク
12章 雪の日
13章 黄色い菜の花
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
12
石亀泰郎さんの本を追いかけていて出会った書籍です。 写真が小さいのが残念ではあったけれど、乳児院という施設と、その様子が細かく知れて良かったです。 今なおこのような施設が存在して、全国で3000人もの子どもたちが生活しているそうです。 考えさせられることの多い本でした。2025/02/05
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
0
再読。石亀泰郎さんを知ったのは朝日新聞の連載で。視線の暖かさとはこういうことか、と思わされた。見つめてくれている、と信頼できらば、被写体は自分を出すことができるのだろう。2011/11/09
鈴と空
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2006年以前
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- 和書
- それでも生きて、生き抜く




