内容説明
昭和二十二年六月。欧州に圧倒的な版図を広げるドイツ第三帝国を追い詰めた日本は、小沢治三郎率いる聯合艦隊がブレスト、ポーツマス軍港を潰し、攻撃機一二〇〇機の撃滅戦でロンドン奪還作戦に成功した。次いで、二一万四〇〇〇人の兵員でもってイタリア全土を制圧後、北上、ドイツ国内へ肉薄してゆく。一方、ノルマンディ上陸作戦においては、北アフリカからの四個師団が、ドイツ軍の怒涛の邀撃戦を凌ぎ、パリ解放を目指した。そして北海では、最強のZ艦隊を大和・武蔵・三笠の総力戦で叩き潰すと、ヒトラーの喉元ベルリンへの包囲網を縮めていった!シリーズ最終篇。
著者等紹介
矢矧零士[ヤハギレイジ]
1961年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、デベロッパー企業に入社。バブル絶頂期を謳歌したのち退社。その後様々な職種を経験しながら文筆の世界を志し、「修羅の艦隊」(1)~(6)を完結し、現在に至る
秋月達郎[アキズキタツロウ]
1959年5月、愛知県生まれ。早稲田大学卒業後、東映に入社。映画プロデューサーを経て作家となる
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