内容説明
昭和二十年十二月八日。英米仏と四カ国条約を締結していた日本は、欧州からアフリカ、中東までも席巻するドイツ第三帝国に宣戦布告した。中東の石油確保目的に版図を広げ、英本土まで毒牙にかけようとするドイツに対し、日本は角田覚治座乗の「信濃」を筆頭とする空母七隻の艦上機群でペルシャ湾各地を掃討しつつ、メソポタミアへの上陸作戦を敢行した。一方、「大和」「武蔵」の陸戦隊は、紅海を北上しヨルダンのアカバに上陸後カイロを目指した。立ち塞がる敵は、ロンメル率いるドイツ・アフリカ軍殺戮戦車隊。海原を沸騰させ、大地を蹂躪する戦いが、いま始まる。
著者等紹介
矢矧零士[ヤハギレイジ]
1961年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、デベロッパー企業に入社。バブル絶頂期を謳歌したのち退社。その後様々な職種を経験しながら文筆の世界を志し、「修羅の艦隊」1~6を完結し、現在に至る
秋月達郎[アキズキタツロウ]
1959年5月、愛知県生まれ。早稲田大学卒業後、東映に入社。映画プロデューサーを経て作家となる
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