家族趣味

家族趣味

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784331055816
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

救いようのない“時代の病理”ゆえの悲劇。「都会人の異常な心理」を巧みに描いた問題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

10
カコ、ひろくん、亮ちゃんとお互いを名前で呼ぶ染子ら家族。家族であることを趣味としてめいめい楽しんでいるかに見えたが…という表題作他宝石と見ると抱えている借金の事も忘れて買いこんでしまう有理子「魅惑の輝き」恋人からおじさん体型と言われて体を鍛えることにした恒春だが、だんだんその鍛えぶりが尋常ではなくなってゆき、回りもちょっとおかしいと思い始める「彫刻する人」ある人の供述と、会社での恋愛事件が交互に描かれてゆく「忘れ物」直樹は出来すぎの従兄弟彰文にコンプレックスを感じていた。2001/09/05

れお

4
再読。家族趣味は覚えていたけど、他の短編はあまり印象になかったのか、初めて読む話のようでした。2014/08/26

sasa

2
なんだか微妙。どの話もなんとなくスッキリしない。2013/07/10

レイン

2
美しき物に魅惑されすぎて破滅する女。自分自身に陶酔しすぎて自滅する男。成績は優秀だが感情が身発達の少年が選択した最期。趣味で家族を持ってしまった女の末路は....人間の異常な性格が最後に招く悲劇を描いた短編集でしたね。2013/02/13

うー。

1
おもしろかった。 人間のどうしようもなさをまざまざと見せつけられる短編集。 やっぱり乃南さんはうまい。短編でうまくまとめて読ませる。 イヤミスって最近聞くようになったけど、乃南さんのこんな話前から好きでした。 理想の上司の話が怖かったな。紙一重。2015/06/29

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