内容説明
大日本スポーツ新聞社文化報道部長の有木近太郎はスポーツ新聞文化部長会の旅行で韓国を訪問することになった。韓鮮半島の北と南の唯一の接点である板門店ぐらいは見ておく必要があるといった大義名分があったのだ。だがジャーナリストとしての使命感より一行には密かな楽しみが…。見学ツアーをそこそこ切り上げた有木はソウルのパーティで知り合った可愛い女を一夜妻にした。女の仕種、気くばり、舌枝にメロメロになった有木は、太陽スポーツ文化部長の徳原と、日本に欠落した女性の優しさと安らぎを求めて度々女性の許に通うが…。
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