内容説明
天竜川で川下り船が転覆し乗客3人が死亡。業務上過失致死の疑いで警察の事情聴取を受ける船頭の宅間瑞穂は、非難や中傷の電話にも悩まされた。ある夜、誰も知るはずのない彼の過去を暴くという脅迫電話があり、宅間は愕然とする。彼は12年前の東京で宝石商強盗殺人の罪を犯していたのだ。一方、飯田署の南条刑事は死亡者と宅間の意外な接点を見出すが、その矢先、天竜峡に新たな変死体が浮かんだ…。やがて南条の執念が突き止めた驚くべき真相とは?長篇サスペンス。
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