内容説明
巨人軍衰退の歴史を名言・迷言・醜聞をもとにたどっていく、本邦初の世紀末ジャイアンツ・ストーリー。各章を古代中国の陰陽道にしたがい大安から仏滅までの6章に分け、さらに大安から仏滅へと流れ落ちる大瀑布のような巨人軍没落のさまを容赦なく断罪した画期的ダイナミズム。真面目で奔放、ギロチンのような両著者の舌鋒は狙いすましたように巨人軍の首根っこを断ち切った。ゾンビのようにしぶとく蘇生するか巨人軍、頭をもう一度叩き潰すか他球団。本書は巨人軍とそれ以外のプロ野球チームとの死闘の縮図でもあるのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三丁目の書生
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さあ、さあ、お立ち会い!今回紹介する本は巨人軍の黒歴史の本だよ! 巨人軍関係者の名言・迷言・妄言から読売巨人軍の歴史を振り返って分析! 六曜に分類して大安に始まり仏滅で終わる構成が洒落ているんですよ! 六代目文枝師匠の本なんかよりよっぽど腰が据わっていて深く見識ある卓見だと思います。 日本のプロ野球の読売巨人軍中心主義に不満を抱く皆様、ぜひ本書を読んでアンチ巨人の輪を広げていきましょう!!! https://diletanto.hateblo.jp/entry/2021/07/27/203241 2021/07/27