内容説明
できたら食べずにおきたい。怪しく濃ゆい人々との出会いをつづった『散歩の達人』人気イラストエッセイの単行本化。
目次
表現者たちのすぴりちゅあるな夕べin高円寺
邪念だらけの写経in鎌倉
ネイルサロンで女デビューin二子玉川
稲荷巡りで、打倒!小岩の武生in千住
試飲会という名の格闘技in両国
甘く危険にディスコフィーバーin麻布十番
センセーショナル食材の誘いin上野アメ横
超高級ブランドショップ死ぬかと思ったレポートin銀座
ザ・魔窟ブロードウェイを往く!!in中野
謎の名物餃子屋潜入記in亀戸〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FuSa
7
面白かったけど、ちょっと読みづらかった…。2018/08/27
ビスケ
5
『散歩の達人』に連載されていた、ディープな東京案内イラストエッセイ。のっけから高円寺のアングラスポット訪問記ではじまるのだが、ここがまた、すごいインパクトだった…。他にも、写経をしに寺へ行ったり、中野ブロードウェイを散策したりと、とにかく濃ゆい内容。絵もかわいげがなく独特だが、でもそこがいい。一筋縄じゃいかないところが、さすが『散歩の達人』発のエッセイだと思った。下町への愛も尋常じゃないし。2010/08/22
槙
3
再読。この本を読んでからずっとやってみたかった「写経」をこの連休中に初詣で行った先でしてきたので比較のために読んでみた。写経以外にも松さんたちがいろんなことをしてるのを見て自分もあちこち行っていろいろやってみたいなと思った。2015/01/12
MURAMASA
3
作者のこれがデビュー作?かな?描き文字の多さに、ページによっては文字があまりに細かく、近視の私にはクラッと来てしまうこともしばしばでしたが、それでもおもしろく読みました。作者は基本的に「自意識過剰」なんだろうな、と思います。私と共通点多いもん。ブランド店でこっぱずかしい思いしながら、それをさらにさらけ出すことでなんとか折り合いつけてるような、「これは取材だから」って自分に言い訳しながら生きてるような…でもそのこっぱずかしさが、読者にとってはとっても美味しいわけで。2009/08/21
扉
1
★★★★☆ 漫画の内容だけで満足できることと、実際に行きたくなること、なんで両立できるのだろう。不思議。2015/04/25