国マニア―世界の珍国、奇妙な地域へ!

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784330839059
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0030

目次

第1章 小さくても立派にやってる極小国家ベストテン(バチカン市国―潜在的“国民”は一〇億人以上!?世界最小の大国家;モナコ公国―殿様商売と思いきや、意外に時代をつかんだ商売上手 ほか)
第2章 国の中で独立するもうひとつの国(アトス山(聖山修道院自治州)―東ローマ帝国の勅令が生きる女人禁制の山
コソボ自治州―民族の聖地への、強すぎる思いが生んだテロの応酬 ほか)
第3章 ワケあって勝手に独立宣言をした国々(沿ドニエストル共和国―レーニンの銅像がそびえる、今も「ソ連」な国;アブハジア共和国 南オセチア共和国―ソ連の亡霊に悩まされるカフカスの小国 ほか)
第4章 常識だけでは判断できない珍妙な国・地域(ピトケアン島―絶海の落人島は書類一つに五三〇〇km;スバールバル諸島―日本人でも自由に暮らせる不思議な外国 ほか)
第5章 かつてはあったこんな奇妙な国・地域(ビアフラ共和国―大国のエゴが生んだ二〇〇万人の犠牲者;東パキスタン―宗教だけで作られた、世界最遠飛び地国家の破綻 ほか)

著者等紹介

吉田一郎[ヨシダイチロウ]
1963年11月3日東京都赤羽生まれ。埼玉県大宮育ち。法政大学社会学部卒業。中学生時代、タモリの「四ヵ国語麻雀」で中国語と韓国語に目覚め勉強を始め、映画『Mr.Boo!』で香港にとりつかれる。イギリス植民地時代の1985~87年にかけ香港中文大学に留学。九龍城砦14階に住みながら日本語学校でアルバイト講師生活を送る。週刊『香港ポスト』記者を経て、月刊『香港通信』編集長、日刊『香港ビジネスポスト』編集長。現在、日本に帰国し大学院生活(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツバメマン★こち亀読破中

19
再読。有名なところでは バチカン市国 など、珍妙な世界の国々を紹介する名著。島国に住んでいると中々わかりませんが、世界には様々な国家があって凄く驚かされます。下手すると領土が無い国(マルタ騎士団)とか…。でも国境なんて人間の都合で作ったモノだから、イカヨウにでもなる!つまりどうでも良いモノだ!と、皆が考えると世界は平和になりそうです!2020/01/01

Akihiro Nishio

9
この手の本は何冊か読んでいるが、本書が一番良かった。まず、国に限らず自治区や歴史の中で消えた国を取り上げているのがいい。また、しっかり歴史的経緯を解説して、興味本意になってないのもいい。欠点は、さすがに行きにくいところばかりなのでしょうがないが、実感を伴わないこと。あと、これは作者のせいではないが初版が2005年と古いこと。2015/12/02

にこにこ

8
国境問題が取りざたされる今、国について知ろう!って訳ではなく、地理の苦手な兄のために借りました。この中から興味のありそうな記事を厳選してコメントを付けて渡し、気に入れば全部読むかなあ。なんというメンドクサイ事!この本の場合、「ジオン軍のザンジバル」か「キティちゃん金貨」か・・・。自分で苦手分野にチャレンジしてくれるようになる日まで興味のとっかかりを求めて提案し続けます!2010/11/07

7
何度読んでも面白い。知らない国を知るということはこんなにもワクワクすることなのか。2014/04/06

shigoro

7
191ヶ国ある内の余り知られていない国にスポットを当てて紹介してある。どうしてもその国の成り立ちや歴史に費やしてしまって、経済や文化、暮らし振りが少ししか書かれていないのは残念だわ。小国は大体、経済の基盤がないから、どっかの国から経済援助を受けて成り立っている。望んで植民地化してたり、自治権を預けてたりと、あの手この手で国を成り立たせようと模索してるな。 2011/11/11

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