交通新聞社新書<br> 名古屋鉄道 今昔―不死鳥「パノラマカー」の功績

電子版価格
¥770
  • 電子版あり

交通新聞社新書
名古屋鉄道 今昔―不死鳥「パノラマカー」の功績

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784330819174
  • NDC分類 686.215
  • Cコード C0265

内容説明

愛知県をメインに岐阜県南部まで路線を張りめぐらしている名古屋鉄道。現在の総路線長は近畿日本鉄道、東武鉄道に次ぎ、私鉄第3位の長さだ。路線の多くは、JR名古屋駅前の名鉄百貨店の地下にある名鉄名古屋駅を中心に、放射状に広がっている。昭和の名鉄は、日本初の前面パノラマ式電車「パノラマカー」で一世を風靡したが、それは世界のトヨタのお膝元、クルマ王国=名古屋への挑戦だった。中部国際空港「セントレア」の開港後は空港アクセスの重責も担い、平成時代は新たなる施策で地域の足を担っている。本書は名鉄電車の昭和と平成の比較や歴史、名鉄ならではの営業施策をまとめた“雑学読本”である。

目次

第1章 名鉄全線全駅 豊橋‐岐阜ブロック(名古屋本線―名鉄全路線で唯一「本線」を名乗る会社の屋台骨)
第2章 名鉄全線全駅 三河ブロック(豊川線―軌道線法準拠のままの“鉄道”;西尾線―大半は単線だが、優等列車も走る西三河の基幹路線 ほか)
第3章 名鉄全線全駅 知多ブロック(常滑線・空港線―「セントレア」こと中部国際空港へのアクセス路線;築港線―ミニ路線だが任務は重大 ほか)
第4章 名鉄全線全駅 尾張・美濃(岐阜)ブロック(犬山線―競合相手がいない“超ドル箱”路線;各務原線―各務原市内を横断する生活電車 ほか)
第5章 名鉄雑学アラカルト(名鉄の廃止路線;名鉄車両ガイド ほか)

著者等紹介

徳田耕一[トクダコウイチ]
交通ライター。昭和27年(1952)、名古屋市生まれ。名城大学卒業。旅行業界での経験もあり、実学を活かし観光系の大学や専門学校で観光学などの教鞭をとる。鈴鹿国際大学(現=鈴鹿大学)、鈴鹿短期大学では客員教授を務め、現在は他校で同職。また、昭和60年(1985)と平成7年(1995)の名鉄運賃改定公聴会では、運輸省(現=国土交通省)運輸審議会から一般公述人(条件付賛成)に選任された。鉄道旅行博士。はこだて観光大使(函館市)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユー

3
家の近くの名鉄。昔は、書かれている様に、種々数多の電車やネーミング列車が走っていました。パノラマカーを使用した「みはま」「しのじま」「三河湾」「日本ライン」「成田山」は、子供の頃に見れた時がとても嬉しかった記憶。今は、名鉄スカーレットも減ってきて、寂しいですね。2018/05/04

えすてい

3
JTBキャンブクスや「ぶらり」シリーズなどで徳田耕一が今まで書いてきた名鉄本の「総集編」。現存する名鉄各路線の歴史を中心にした内容。運賃計算のヒミツもある。ただしその分、廃止路線の記述はほぼ割愛され、車両も現行車両のみちょろっと紹介している程度。名鉄を広く浅く知るための入門書。パノラマカーに関してもあまりたくさんページが割かれているわけではない。近年の名鉄は観光輸送よりも通勤通学輸送がメインであり展望性重視の「パノラマ」の必要性は薄まっている。セントレアですら徳田耕一も名鉄と車を使い分けてるそうだ。2017/09/01

くたびれ役人

1
読みやすく、写真も豊富で楽しめました。関東在住ですがまた名古屋まで乗りに行きたいと思いました。2022/03/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12231706
  • ご注意事項

最近チェックした商品