散歩の達人POCKET<br> 散歩本を散歩する

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散歩の達人POCKET
散歩本を散歩する

  • 池内 紀【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784330790176
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

古今東西の「散歩本」の舞台を無類の散歩好き・

東京好きの著者が歩いた、45冊のイラスト付き町案内。四年ちかくにわたる月一度の散歩の記録である。ふだんはひとり散歩だが、月一度にはお伴がいた。
いや、こちらがお伴で、ご主人さまについて歩いた。幸田露伴、その娘の文、永井荷風、井伏鱒二、内田
百?……。なんとスゴイ人たちではないか。三遊亭圓生、小沢昭一、安藤鶴夫、滝田ゆう、江國滋……。
甘いも酸いもかみわけたアッパレな大人たちだ。種村季弘、坂崎重盛、川本三郎、平松洋子……。三年
会わなくても、会ったとたんにいつもどおりになる。

その人とともに、その人たちの歩いたところが散歩になった。(中略)お伴をしたおかげで、まるきり
気づかなった世界と生きた関係ができたような気がする。

? 水の都 東京

川辺の酒問屋街 幸田 文『ふるさと隅田川』

モヤにけむる夢の浮橋 鈴木理生『江戸の橋』

川底に村が眠る大河 竹内正浩『カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩』

“昭和広重”の鳥瞰図 村松 昭『多摩川散策絵図』

いつの時代も娯楽の水辺 陣内秀信+法政大学陣内研究室『水の都市 江戸・東京』

水の都・東京の記録 幸田露伴「水の東京」



? 江戸の面影

TOKYOワンダーランド 江戸いろは会『「江戸」を歩く』

「目黒白金図」を歩く 池波正太郎『江戸切絵図散歩』

ある噺家の思い出の江戸 三遊亭圓生『江戸散歩 上・下』

花見の名所のいま・むかし 江國 滋『絵本・落語風土記』

絵図を手引きに中山道へ 今井金吾『新装版 今昔中山道独案内』

江戸時代の迷い子探し 長谷川渓石 画/進士慶幹・花咲一男 注解『江戸東京実見画録』

百兵衛さんがいた路地 安藤鶴夫『わが落語鑑賞』

東京一の眺望の変容 芳賀ひらく『デジタル鳥瞰 江戸の崖 東京の崖』

古い宿場の裏町で 岩本素白『東海道品川宿―岩本素白随筆集』

坂の名も江戸っ子気質 横関英一『江戸の坂 東京の坂(全)』



コラム 日本のまち並みに思うこと



? 明治、大正、昭和をたどる

神社の裏手の坂道 永井荷風『日和下駄 一名 東京散策記』

善福寺川の二人 井伏鱒二『荻窪風土記』

ふだんどおりの怪異 内田百?「東京日記」

山の手のお屋敷町の記憶 新井 巌『番町?町「幻の文人町」を歩く』

ボクの(ワタシの)桃源郷 新潮社 編/東京国立博物館 監修『こんなに面白い東京国立博物館』

明治建築にチョコッと潜入 穂積和夫『絵で見る 明治の東京』

平和になった自殺の名所 今 和次郎『考現学入門』

昭和五年の地図を片手に 赤岩州五/原田 弘・井口悦男 監修『銀座 歴史散歩地図 ―明治・大正・昭和』



? 東京生まれの東京育ち

歌舞伎とSFの幻影風景 木村荘八『新編 東京繁昌記』

隠者がつくった浅草絵図 荒俣 宏『大都会隠居術』

パリのブルヴァール歩き 滝田ゆう『下駄の向くまま 新東京百景』

裸女像のミステリー 小沢信男『東京の人に送る恋文』

酉の市へ裏道散歩 小沢昭一『ぼくの浅草案内』

「一つ目小町」の華やぎ 種村季弘『江戸東京《奇想》徘徊記』

“亀有年代記”のその後 秋本 治『両さんと歩く下町』

純正な一徹者の町 川本三郎『ちょっとそこまで』


? 小さな旅

東京の西の端をさまよう つげ義春『新版 貧困旅行記』

町に残る“パリー”の時代 若菜晃子『徒歩旅行』

シャトーに見る夢のあと 財団法人日本ナショナルトラスト 監修『日本近代化遺産を歩く』

日本版ソングラインをゆく 今尾恵介『鉄道唱歌と地図でたどる あの駅この街』

スイス青年の「わが町」 ニコラ・ブーヴィエ『ブーヴィエの世界』

所要時間二分の単線 長谷川 裕・村上 健『怪しい駅 懐かしい駅 東京近郊駅前旅行』

足袋とフライの城下町 安西水丸『ちいさな城下町』



? 味な散歩

いとしい食べ物の由来 菊地武顕『あのメニューが生まれた店』

石臼組の居つく酒場 太田和彦『銀座の酒場を歩く』

地下街で「時間くぐり」 坂崎重盛『東京煮込み横丁評判記』

王さまの一日ゴホービ 『東京渋カフェ地図』

元場末のレストラン 辻 征夫「池袋 土曜の午後」

味わい深いごちそう 平松洋子『焼き餃子と名画座 わたしの東京 味歩き』

池内紀[イケウチオサム]
著・文・その他

内容説明

古今東西の「散歩本」の舞台を無類の散歩好き・東京好きの著者が歩いた、45冊のイラスト付き町案内。

目次

1 水の都東京(川辺の酒問屋街―幸田文『ふるさと隅田川』;モヤにけむる夢の浮橋―鈴木理生『江戸の橋』 ほか)
2 江戸の面影(TOKYOワンダーランド―江戸いろは会『「江戸」を歩く』;「目黒白金図」を歩く―池波正太郎『江戸切絵図散歩』 ほか)
3 明治、大正、昭和をたどる(神社の裏手の坂道―永井荷風『日和下駄一名東京散策記』;善福寺川の二人―井伏鱒二『荻窪風土記』 ほか)
4 東京生まれの東京育ち(歌舞伎とSFの幻影風景―木村荘八『新編東京繁昌記』;隠者がつくった浅草絵図―荒俣宏『大都会隠居術』 ほか)
5 小さな旅(東京の西の端をさまよう―つげ義春『新版貧困旅行記』;町に残る“パリー”の時代―若菜晃子『徒歩旅行』 ほか)
6 味な散歩(いとしい食べ物の由来―菊地武顕『あのメニューが生まれた店』;石臼組の居つく酒場―太田和彦『銀座の酒場を歩く』 ほか)

著者等紹介

池内紀[イケウチオサム]
1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者・エッセイスト。主な著書に『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、『恩地孝四郎一つの伝記』(読売文学賞)など、訳書に『カフカ小説全集』(日本翻訳文化賞)、『ファウスト』(毎日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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