出版社内容情報
地面の下のでんしゃの世界、のぞいてみる?鉄道にまつわる謎を、絵と文章でわかりやすく解き明かす絵本シリーズ「でんしゃのひみつ」の第5弾です。
今回のテーマは「地下鉄」。
地面の下でどんなふうに走っているの? どうやって工事したの? 車両はどこから地下に入れているの?
地上から見えない分、地下鉄は謎がいっぱい!
東京都心部をぐるりとまわる大江戸線を中心に、いろいろな地下鉄や地上の電車も登場します。
毎度おなじみ、ページが左右に大きく開く、観音開きのしかけつき!
溝口イタル[ミゾグチイタル]
イラスト
内容説明
じめんのしたにもぐってはしる、ちかてつのおはなしです。ちじょうとちかをつなぐ、ひみつのきちにもせんにゅうだ!!観音開きのしかけつき。
著者等紹介
溝口イタル[ミゾグチイタル]
1962年大阪府生まれ。関西大学工学部卒業。セツ・モードセミナー中退。1995年ごろより雑誌『旅の手帖』『散歩の達人』にイラスト・ルポを発表。絵本デビュー作は『しあわせのドクターイエロー』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
14
日頃何気なく乗っている地下鉄ですが、大変に奥深い構造の中を行き来していることを実感しました。都会の地面の下では大変な世界が拡げられているのですね。2017/10/08
うー(今年も遅くなります)
9
<絵本>どうやって地下にトンネルほっているの?どうやって車両を運んでいるの?分かりやすく説明されている。 でも地方民の私は、路線図や六本木駅までの地下図を見ているだけで、なんだか迷子になりそうな気分に。2019/11/17
ケ・セラ・セラ
8
都営大江戸線を舞台に、列車は都内の主要駅を一周。編み目のようにはりめぐらされ、いくつもの路線が地下深く交差。その工事を思うと、計り知れない凄さに感服します。細かい説明も書かれ、絵本とはいえ満足できる一冊ではないでしょうか。2018/04/24
じょうこ
7
都営大江戸線が主人公。東京で最も深いところを走ります。隅田川をくぐるシーンでは、東京スカイツリーに花火、屋形船、雷門と風情たっぷりの見開き絵なんだけど、画面左手に隅田川から巨大な緋鯉(ツリーよりも地下鉄よりも大きい!)が飛び出していて、5歳男児に大ウケ。こういう遊び心って大事なんですね。飯田橋駅は4路線も地下鉄があり、これは大手町駅5路線に次ぐ多さ、だとか。地味だけど超便利駅なのね。また、六本木駅は地下42m!14階建のマンション相当とか。地上に出るまで飽きるほど時間がかかるのも、納得。2024/05/23
遠い日
7
東京の地下鉄、全くわかりません。しかし、とっても複雑なことがとってもわかりやすく描かれている。安全な乗り物として、活躍する地下鉄たち。2017/05/06