出版社内容情報
激動の時代に敷設され消えた、また今日まで元気に続いている日本各地の温泉軌道を、豊富な写真とともに抒情豊かに書き記しています。
かつて明治の終わり頃から昭和の初期にかけて、温泉を目指した鉄道が各地に敷設されました。その頃、若山牧水や田山花袋などによっても書き記されたそれらの鉄道は、早いのものでは太平洋戦争前夜、その後は昭和30年代頃までにだんだんと姿を消していきました。本書では、激動の時代に敷設され消えた、また今日まで元気に続いている日本各地の温泉軌道を、豊富な写真とともに抒情豊かに書き記しています。
【著者紹介】
ライター、ブロガー、そしてカメラマン。1956年(昭和31)、東京生まれ。日本大学藝術学部写真学科卒業後、出版社勤務を経て独立。食と旅について呟いています。『国鉄のスピード史―スピードアップがもたらした未来への足跡』(2005年:イカロス出版)、『まるわかり鉄道用語の基礎知識850』(2007年:イカロス出版)、『鉄道時計ものがたり―いつの時代も鉄道員の“相棒”』(2010年:交通新聞社新書)
目次
北海道・東北地方(定山渓鉄道;登別温泉軌道→登別温泉 ほか)
関東・信越地方(塩原軌道→塩原電車;下野電気鉄道→東武鉄道鬼怒川線 ほか)
東海・北陸・近畿・山陰地方(伊豆急行;豆相鉄道→伊豆箱根鉄道駿豆線 ほか)
四国・九州地方(道後鉄道→伊予鉄道;山鹿温泉鉄道)
巻末データ―全国「湯」「温」の付く駅名一覧
著者等紹介
池口英司[イケグチエイジ]
交通系ライター、ブロガー、カメラマン。1956年、東京生まれ。日本大学藝術学部写真学科卒業後、出版社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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